【東大院生が厳選】電磁気学のおすすめ参考書10選|レベル別に徹底解説 !
- 電磁気学のオススメ参考書が知りたい..
- 大学の電磁気が難しすぎる…
- マックスウェル方程式をしっかり理解したい
本記事では、この悩みと疑問を解決していきます。
本記事で紹介する『確実に力がつく電磁気の参考書10選』を読み込めば、電磁気学のラスボスであるマックスウェル方程式を理解することができます。
また、本記事で紹介する参考書は定期試験のみならず、大学院試の対策もバッチリできます。
実際、私も大学の電磁気学の理解には苦しみましたが、ここで紹介する『電磁気の参考書10選』のおかげでマックスウェル方程式をしっかり理解し、大学院試や定期試験の問題もほとんど解けるようになりました。
*マックスウェル方程式を理解するとは、マックスウェル方程式の一連の導出ができ、かつ視覚的なイメージを持つことです!
本記事では、読者のレベルに合わせて電磁気の参考書を10冊紹介していきます。
記事を読み終わり「電磁気が全く理解できない…むしろ嫌いになった」という場合は、私のTwitterのDM(努力のガリレオのTwitter)で文句を言ったり、わからない部分を質問してもOKです。
【学生限定】専門書等をAmazonを利用して購入する場合、『Prime Student』の利用をおすすめします。
全てのメリットは書ききれませんが、私が思う最大のメリットは以下の3つです(他にもあります)
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このサービスは在学期間(登録してから最大4年)のみ使用可能です。
私は、『Prime Student』を大学3年次に知り深く後悔しました…(というか怒りすら感じていました)
他のメリットと登録方法に関しては、下記を参考にしてください(所要時間 : 5〜10分)
電磁気の参考書【初学者 or 電磁気学苦手な人にオススメ】
ここでは、電磁気学を勉強したことがない方や電磁気学が苦手な方にオススメな参考書を紹介します。
電磁気ができなくなる最大の要因は、難しい数式に圧倒されてしまうことです。
大学数学を勉強したことがない方でも読めるように、適宜大学数学の説明をしている参考書を紹介していきます!
そのため数式に圧倒される危険性はかなり低いです(逆にこのくらいの数式が追えない方はただ単に手を動かして読み進めることをサボっているだけです…)
物理が大好きな高校生もぜひ読んでみてください(高校物理の見え方が変わるのでおすすめです!)
電磁気の参考書【初学者・電磁気が苦手な人にオススメ】
- よくわかる電磁気学
- 電磁気学(講談社基礎物理学シリーズ)
- 電磁気学1 電場と磁場
- 電磁気学2 変動する電磁場
もちろん、物理数学を簡単に勉強してから読み進めると効率的に読み進めることができます(下記を参考にしてください)
よくわかる電磁気学
難易度 | |
院試対策オススメ度 | |
読み終わる期間 | 4週間〜6週間程度 |
難しい数学もキレイな図を用いて説明してるので理解しやすいです。
特に初学者の方は数式とイメージが合致しないので、図があるかないかは極めて重要です!
この本を使用すれば、マックスウェル方程式の視覚的イメージが身につくこと間違いなしです。
しかし、分量がそこそこあるので、短期間で電磁気学を身に付けたいという人にはオススメできません。
電磁気学 (講談社基礎物理学シリーズ)
難易度 | |
院試対策 | |
読み終わる期間 | 1週間程度 |
物理数学の詳しい解説も載っていて、幅広い範囲を勉強できるので初学者に最適な一冊です。
章末問題は、院試や定期試験でもよく出てくるような問題が載っていて実践的です。
電磁気以外に講談社の力学もおすすめです!!
詳しい内容は下記を参考にしてください
電磁気学 I 電場と磁場 (物理入門コース 3)
難易度 | |
院試対策 | |
読み終わる期間 | 1週間程度 |
良質な例題と無駄のない解説が最高です。
高校レベルの電磁気学ができている方なら、この本をオススメします。
特に大学院試を受ける場合は、この電磁気学1と電磁気学2をやれば基本的な範囲をカバーできます!
その範囲をカバーしていて、解説がここまで明快なのはこの本くらいしか知りません。
電磁気学 2 変動する電磁場 (物理入門コース 4)
難易度 | |
院試対策 | |
読み終わる期間 | 1週間程度 |
ベクトルポテンシャルや電磁場の話が丁寧に説明されています。
大学院試を受ける予定の方は必ず読んでください!
なぜなら、院試頻出の表皮効果や物質中の電磁場の解説が丁寧な解説でまとまっているからです。
電磁気の参考書【電磁気を得意科目したい人にオススメ】
電磁気学を得意科目にしたい方や大学院試を受ける予定のある方にオススメ参考書を紹介します。
電磁気の参考書【電磁気を得意科目にしたい人にオススメ】
- 電磁気学 (物理テキストシリーズ 4)
- 理論電磁気学
電磁気学 (物理テキストシリーズ 4)
難易度 | |
院試対策 | |
読み終わる期間 | 4週間〜5週間程度 |
単語帳のようなサイズですが、電磁気の解説が簡潔にまとまっています。
この本を読むだけでかなり高度な電磁気を習得することができます。
そんなに分量もないので、1行1行丁寧に4〜5週間程度、時間をかけて読むことをオススメします。
理論電磁気学
難易度 | |
院試対策 | |
読み終わる期間 | 一年間 |
大学1年〜2年の方で、すでに電磁気学の基本的な参考書を一冊読んでいる場合は、この本に挑戦してみましょう。
驚くかもしれませんが、この本は最初からマックスウェル方程式から始まります(一度電磁気の基本的な参考書を読んでいる場合はそこまで難しく感じません)
しかし、よくまとまっていますし網羅性も最強です。
院試を予定している1年生、2年生は読むべき一冊です…
大学3〜4年になると量子力学や統計力学の勉強が忙しくなるので、一年生や二年生の長期休暇で読み進めると良いです。
当然ですが、長期休暇を使って量子力学や統計力学の予習を行ってもOKです。
*院試が近い方はこの本を避けないと他の教科との両立が難しくなるかもしれません。
電磁気の問題集【院試対策】
ここからは、大学院試を受験する方のために院試対策用の電磁気学問題集を紹介していきます!
電磁気学の問題集【院試対策】
- 詳解電磁気学演習
- 電磁気学 第2版 (大学院入試問題から学ぶシリーズ)
- 演習 電磁気学 (セミナーライブラリ物理学)
- 例解 電磁気学演習 (物理入門コース 演習2)
*これらは、全て私が大学院試の際に利用した問題集です
大学院試の合格体験記では各合格者が実際に使用した問題集等を紹介しているので参考にしてください。
詳解電磁気学演習
難易度 | |
院試対策 | |
読み終わる期間 | 読者による
全てを読む必要なし(主要な問題のみ解いていく) |
*中古で買ったりするとボロボロなことも多いので、値段も対してしないので新品を買うことをオススメします(私の経験)
院試を受ける方にとってはバイブル的な一冊です!
理由は、解説が丁寧で問題数も多いからです。
院試の問題は、ほとんどこの問題集から出題されます。(院試の解答作成の時の辞書としても使えます。)
電磁気学 第2版 (大学院入試問題から学ぶシリーズ)
難易度 | |
院試対策 | |
読み終わる期間 | 2週間〜4週間 |
院試対策の問題集として意外と知られていませんが、かなり良い問題集です。
基本的に難関大学院試の問題を解きながら、詳しい解説と共に理解を進めていくという感じです。
解説の詳しさは、問題集の中でも1番です。
1問解いて10を得られるという感じです。
もっと多くの人がやるべき本です…
演習 電磁気学 (セミナーライブラリ物理学)
難易度 | |
院試対策 | |
読み終わる期間 | 2週間〜4週間 |
『詳解電磁気学』はどうしてもやる気が出ないという方はこの本もオススメです。
網羅生は、『詳解電磁気学』に負けていますが多くの良問が載っています。
可能なら詳解電磁気学もやり、この参考書もやるのがベストです。
大学院試の英語試験の両立が難しい方は、この一冊と過去問演習で十分合格点に達します!
英語試験でTOEFL iBT / itpが必要不可欠な方は、この一冊を極めて英語対策も十分行いましょう!
私は、この問題集を電磁気学の理解の確認をするために院試の1ヶ月前くらい一緒に勉強していた仲間たちと解きあいました!
例解 電磁気学演習 (物理入門コース 演習2)
難易度 | |
院試対策 | |
読み終わる期間 | 4週間程度 |
この本は、院試勉強のグループメンバーで1ヶ月くらい時間をかけて丁寧に一周した問題集です。
『電磁気学Ⅰ, Ⅱ』を読んだ読者は、この本の問題を解くことで理解がかなり深まります。
どの問題も良問で、まさに無駄のない問題集です。
私は、院試をグループで勉強を実施し効率的に合格率を上げることができました。
難易度が高い大学の学問を独学で行うと誤解が多くなってしまいます。
しかし、グループで院試の解答発表会や勉強会をすることで誤解を可能な限り減らすことができます。
『院試のグループ勉強方法』について詳しく知りたい方は下記を参考にしてください。
まとめ
本記事で紹介した電磁気学の参考書を読むことで確実に電磁気を得意科目に変えられます!
院試を受験する予定の方は、紹介した全ての問題集・参考書をやり終えるくらい努力してください。
私は、この10冊(実際は12冊読み10冊を厳選した)を読み、大学院試の電磁気学を完全攻略しました…
本気なら、このくらいやってください。
電磁気学のゴールは、とりあえずマックスウェル方程式を新大学1年生に説明しても理解させることができるレベルになることです。
他の数学の参考書に関しては下記を参考にしてください。
また、物理学に関する参考書は下記を参考にしてください。
英語の勉強法・参考書に関しては下記を参考にしてください。
高度な専門科目は、可能ならば知り合いや友達と教えあうことをオススメします。
もし、そのような機会がない場合は『ブログにアウトプット』することもオススメします(第三者に見られる状況で行うアウトプットは、定着率が格段に上がります)
ノートに綺麗にまとめるなら、ブログにまとめてみてください!!
ブログのメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は下記を参考にしてください。
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少なくとも私は、Amazon Prime Studentを大学3年生のときに知って、めちゃめちゃ後悔しました。
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