LaTeX

Overleafの使い方(日本語入力も解説・bib, styファイル)

Overleafの使い方(日本語入力も解説・bibファイル)

 

  • Overleafのメリットを知りたい
  • Overleafで日本語を入力をしたい…
  • Overleafでbibファイルやstyファイルを使用した

本記事ではその悩みを解決していきます。

Overleafを使用することで、複雑なLaTeXの環境構築が不要になります!!

それだけでなく、第三者の共有やリアルタイムプレビューが可能になります。

本記事では、Overleafの登録方法・使い方を徹底的に解説していきます。

本記事を読み終えると、Overleafを使って効率的に書類を作成できるようになります。

 

 

Overleafについて

 

Overleafとは、クラウド上で使用できるオンラインLatexエディターです。

Overleafのメリットは以下の6つです。

  1. 複雑な環境構築が不要
  2. クラウド上にファイルを補完できる
  3. リアルタイムプレビューが使用できる
  4. 共同作業ができる
  5. 差分を管理してくれる
  6. 豊富なテンプレートが存在する
  7. パッケージのダウンロードが不要

 

意外とLaTeXの環境構築は煩雑ですが、Overleafを使用すれば不要です。

クラウド上にファイルを保存できたり、リアルタイムでプレビューできるのも嬉しいですね。

また、通常のLatexでは使いたいパッケージをダウンロードして、色々な設定を行う必要がありますが、Overleafでは既に4000個以上のパッケージが利用でき、『\usepackage』を利用して読み込むことができます。

 

Overleafの登録方法

 

最初に、Overleafの登録方法を紹介していきます。

既にOverleafを登録済みの方は読み飛ばしてください。

下記のボタンから登録画面にアクセスしてください。

 

Overleafのログイン画面はこちら

 

クリックすると下記のような画面にアクセスできます。

 

overleafの登録

 

Googleアカウント等で登録ができるので、登録を済ませてください。

すでに登録したことがある方は、ログインをクリックしてください。

 

Overleafのプロジェクト作成

 

登録を済ませて、ログインすると以下のような画面が出てきます。

 

プロジェクトを作成

 

『Creat First Project』→ 『空のプロジェクト』をクリックし、適当なプロジェクト名を入力してください。

これで、プロジェクトを作成することができました。

プロジェクト作成終了

 

基本的に、Overleafはプロジェクト単位で共有をおこないます。

そのため、『プロジェクト = 一つのタスク』と思って作成してください。

 

Overleafで日本語を使用しよう!

 

本章では、Overleafで日本語を使用する方法を画像を使用しながら解説していきます。

ここを乗り越えてしまえば、準備は終了するので頑張ってください。

 

コンパイル方法

 

コンパイルは、Macなら(⌘ + S)、それ以外なら(Ctrl + S)でコンパイルすることができます。

また、GUI(マウス操作)でもコンパイルを行うこともできます。

GUIによるコンパイル

 

コンパイラの変更

 

エディタの左上に『Menu』があるのでクリックしてください。

コンパイラーを変更

 

その中の、『コンパイラ』から変更することができます。

以下の種類のコンパイラを使用することができます。

pdfLaTex 海外で主流のコンパイラ
XeLaTex OSにインストールされているフォントをそのまま利用可
LuaLaTex pdfLatexを拡張したもの
LaTex 通常のLatexコンパイラ

読んでいる方々が普段使用しているコンパイラを使用してください。

しかし、『コンパイラとかわからん…』という方は、LaTexというコンパイラを使用して日本語を使用できるように設定できるので、そのまま次節を読み進めてください。

 

Overleafで日本語を使用する

 

ここからは、『コンパイラとかわからん…』という方のためにLaTexコンパイラを使用して日本語入力を可能な状態にしていきます。

基本的には以下の2ステップで日本語入力可能になるので、ついてきてください。

  1. latexmkrcファイルを作成
  2. コンパイラを『LaTeX』に変更

 

latexmkrcファイルを作成

 

 

ファイルを作成

 

左上のファイルマークをクリックしてください。

latexmkrcファイルを作成

 

次に、『New File』から『latexmkrc』ファルを作りましょう。

その後、作成したファイルに以下を入力してください。

$latex = 'platex';
$bibtex = 'pbibtex';
$dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S';
$makeindex = 'mendex %O -o %D %S';
$pdf_mode = 3; 

 

これで、『latexmkrcファイル』は完成です。

 

コンパイラをLatexに変更

 

次にコンパイラを『Latex』に変更しましょう。

 

コンパイラをLaTeXに変更

 

これで日本が入力できるようになります。

適当に日本語を入力し、コンパイルしてみてください(Mac : ⌘ + S or Windows : Ctrl + S)

 

日本語入力可能

 

お疲れ様です。これで、基本的な設定は終了です。

 

Overleafのショートカットキーについて

 

Overleafの便利なキーボードショートカットを紹介していきます。

詳しい説明は下記を参考にしてください。

 

Overleaf Keyboard Shortcuts

 

下記の表に、よく使用する便利なショートカットをまとめました。

 

Windows Mac  
Ctrl + S ⌘ + S コンパイルを実行する
Ctrl + / ⌘ + / コメントアウトを表示する
Tab Tab インデントを加える
Ctrl + B ⌘ + B \textbf(太字) 
Ctrl + I ⌘ + I \textit(イタリック)
 Alt + ↑ or ↓ ⌥ + ↑ or ↓ ↑で現在の行を上に移動 / ↓で現在の行を下に移動 
Ctrl + D ⌘ + D 現在の行を削除

このショートカットを使用することで作業を大幅に効率化することができます。

*コピーや貼り付け等の簡単なショートカットは省略しました。

 

Overleafでbibファイルを使用する

 

bibファイルを使用することで、引用文献を高速かつ簡単に管理することができます。

基本的には、通常のLatexと同じ手順で作成していきます。

  1. bibファイルを作成する
  2. texファイルに読み込む

『bibファイルってなんだ?』という方は下記の記事がわかりやすいので、一読してから本記事を読み進めると良いです。

 

BIBTeXファイルについて

 

BIBTexファイルについて簡単に説明すると、BIBTeXファイルを利用することで、参考文献を記述が楽になります。

イメージ的には、BIBファイルで参考文献をデータベースを管理するという感じです。

具体的にbibファイルを作成してみましょう。

下記のようなファイルを作成してください(拡張子を『.bib』にすること)

 

bibファイルを作成

 

このファイルを以下のように入力することで参考文献をbibファイルから引用することができます。

bibTexファイルの使用方法

 

手動で入力するより、はるかに簡単なので習得しておくことをおすすめします。

 

 

Overleafでstyファイルを使用する

 

Overleafは通常のLatexと同様に、styファイルを使用することができます。

styファイルとは、自作コマンドやパッケージをまとめて管理するファイルです。

詳しい内容は下記を参考にしてください。

 

styファイルを作成

 

まずは、適当なスタイルファイルを作成していきます。

『sample.sty』というファイルを作成しましょう。

次節のために画像読み込み用のパッケージを読み込んでおきます。

このファイルをTexファイルから以下のように読み込むことで、styファイルで作成したパッケージが使用できます。

styファイルを読み込む

これで、パッケージの管理もバッチリです。

 

Overleafの画像挿入方法

 

本章では、Overleafで画像を挿入する方法を説明していきます。

具体的には以下の2ステップで画像を挿入できます。

  1. Overleafに画像を読み込む
  2. texファイルから画像を読み込む

 

Overleafに画像を読み込む

 

overeleafに画像を読み込んでいきます。

画像をアップロード

 

今回は、『mnist.png』という画像をアップロードしました。

次にこのデータをtexファイルから読み込みます。

 

texファイルから画像を読み込む

 

texに画像を読み込む

 

上記のコードで画像を読み込むことができます。

 

Overleafのプロジェクト共有方法

 

Overleafは、プロジェクトを第三者に共有することができます。

共有方法は、以下の二つです。

  1. メールアドレスによる共有
  2. URLによる共有

 

詳しく解説していきます。

 

メールアドレスによる共有

 

本節では、メールアドレスを使用して共有する方法を説明します。

共有ボタンをクリック

まずは、画面上部の『共有』をクリックしてください。

emailによる共有方法

赤線部分の『共同編集者と共有』の部分に共有したい方のメールアドレスを入力しましょう。

その後、『編集可能』をクリックし権限を選択し、共有ボタンを押してください。

これで、共有は完了です。

 

URLによる共有

 

URLによる共有方法を解説していきます。

下記の画面にアクセスするところまでは共通です。

urlによる共有方法

Turn on link sharing』をクリックしてください。

urlによる共有と権限

共同で編集したい方には、『Anyone with this link can edit this project』に該当するリンクをシェアしてください。

読み込みのみ権限を与えたい方に、『Anyone with this link can view this project』に該当するリンクをシェアしてください。

GithubやDropboxとの連携

 

有料版を利用すれば、GIthubからプロジェクトをインポートし、pull/pushが可能になります。

具体的には、下記のメニュー画面の同期という場所からGithubやDropboxと連携することができます。

githubとの連携GithubやDropboxとの連携

 

これで共有方法の説明は終了です。

 

まとめ

 

Overleafを使って書類を作成する方法を徹底的に説明しました。

具体的には、本記事で以下の操作が可能になりました。

  1. Overleafの登録
  2. Overleafのプロジェクト作成
  3. Overleafで日本語を使用
  4. Overleafのショートカットを使用
  5. bibファイルを使用
  6. styファイルを使用
  7. 画像を挿入
  8. 第三者に共有・GithubやDropboxと連携

 

本記事の内容を実践すれば、日本語を使用して効率的にLaTeXで書類を作成することができます。

快適なLatex文章作成ライフを楽しんでください。

この記事が皆様の役に立てたら光栄です…

 

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努力のガリレオ
【運営者】 : 東大で理論物理を研究中(経歴)東京大学, TOEIC950点, NASA留学, カナダ滞在経験有り, 最優秀塾講師賞, オンライン英会話講師試験合格, ブログと独自コンテンツで収益6桁達成 【編集者】: イングリッシュアドバイザーとして勤務中(経歴)中学校教諭一種免許取得[英語],カナダ留学経験あり, TOEIC650点