- 大学院の難易度が低いって本当??
- 大学院に関する情報が少なすぎる…
- 大学院の難易度を知るためにはどうすれば良い?
この悩みを徹底的に解決していきます。
少し早いですが、『理系大学院入試は簡単ではありません…』という結論を先に伝えます。
しかし、その結論だけ知らされても、簡単ではない理由が、明確ではないと思います。
そこで、本記事では、理系大学院入試の難易度、大学入試との比較、多くの方の実体験を全て説明します。
本記事を読み終えると理系大学院試験の難易度を適切に理解でき、大学院試の合格率アップにつなげることができます。
本記事を読んで疑問点や相談がある方は、私のTwtter(努力のガリレオ : @galileo_effort)にDMまたは、本記事のコメント欄にガンガン記入してください!
理系大学院入試の難易度が低くない 6つの理由
冒頭でも述べましたが、理系大学院入試の難易度は決して低くはないです。
理由は以下の6つです。
- 専門科目の難易度が高い
- 英語試験の難易度が高い
- 情報量が少なすぎる
- 院試の過去問の解答が公開されていない
- 面接試験・プレゼンがあることがある
- 英語と専門科目の両立が難しい
具体的に説明していきます。
専門科目の難易度が高い
大学入試に比べると科目数は確かに少なくなりますが、一つ一つの専門科目の難易度が遥かに難しくなります。
大学の定期試験を経験している方ならわかると思いますが、専門科目の定期試験は結構難しいですよね…
大学院入試は、定期試験以上に難しく広い範囲から問題が出題されます。
そのため『試験科目数が少ない=入試難易度が低い』というわけではありません…
また、大学院試の教材に関する情報が少ない点も問題です。
そのため、適切な教科書を選択できず不合格になってしまうこともよくあります…
そこで、当ブログでは、適切な問題集・教科書に皆様が出会えるように、自分が大学院試で使用した問題集を全て公開し、情報を共有しています。
他のサイトと差別化するために院試対策に特化している教材を紹介しています!
詳しく情報は、下記を参考にしてください。
英語の難易度が高い
理系大学院の入試では、英語の難易度がセンター試験より高くなります。
理由は、多くの理系大学院が英語試験として、TOEIC・TOEFLのスコアを採用しているからです。
TOEICやTOEFLでは、リスニングの内容がセンター試験に比べて圧倒的に難しくなり、配点も高くなります(独自で試験問題を作成している大学院もありますが、センター試験よりははるかに難しいです)
そのため、センター試験以上に対策の時間を要します。
英語試験に関しても、私が大学院試の際に利用した問題集の情報と各英語試験の対策法を全て共有しています。
具体的な内容に関しては下記を参考にしてください。
センター試験より難易度が高いと聞いて絶望した方もいるかもしれませんが、下記を参考にすれば確実に英語能力を上げることができます。
『英語が苦手すぎる…』という方は、英語試験がない理系大学院試験もあるのでよく調べてください。
しかし、東大・東工大は基本的には英語試験が必須です。
*大学1年・2年の方は、英語が苦手でも挑戦しましょう。思っている以上に追い込めば問題ないです笑笑(海外大学院も視野に入れることができるの是非!)
情報量が少なすぎる
大学院入試は情報が少なすぎるため、情報収拾が困難です。
そのため、大学院入試では情報を持っているかどうかで合格率が大きく変動します。
こういった難しさは大学入試には無い難しさです。
特に、情報量の差が顕著に現れるのが、外部大学院を受けるケースです。
私は、読者の方々が情報量の差で不合格になってしまうことに納得がいかないため、可能な限り本ブログで情報を共有するように努めています。
詳しくは下記を参考に、情報を収集してください。
院試の過去問の解答が公開されていない
院試の解答が公式ページで公開されていないことも難易度が高い理由の一つです(*院試の過去問は公式ページで公開されています)
そのため、自分で作成する必要があります…
しかし、一度院試の問題を解いてみるとわかりますが結構難しいです。
おそらく多くの方が『解答なんて作れない…』という問題に直面します。
それが理系大学院試験の難しさの一つだと思います。
その悩みを少しでも解決できるように、いくつかの大学院の解答を私が作成しました。
院試対策のコツや問題の解き方も説明しています(現在0〜500円で販売していますが、自信作なので効果は確信しています…)
特に良問を選んで解答を制作しているため、これから院試を受けるという方はとりあえず私の解答を利用して一問解いてみると良いです!
さらに詳しい情報は下記を参考にしてください。
面接試験・プレゼン発表があることがある
大学院試験には、面接発表またはプレゼン発表を行うケースがあります。
しかし、あまりに情報量が少なく対策が難しいです(特に外部から受験する方)
そのため、対策や練習に余計な時間がかかりすぎてしまいます…
また、面接内容が無知すぎて、全く無駄なことを行い、努力が空回りしてしまうケースもあります。
『院試の面接試験』について詳しく下記の記事で情報提供しています。
英語の試験勉強と専門科目の両立が難しい
理系大学院試験では、特に英語試験と専門科目の両立が難しいです。
事実、私もバランスよく勉強するのに苦戦しました。
どのように計画を考えるかは、下記の合格者の体験記を参考にしてみてください。
私は、英語勉強を習慣化するためにオンライン英会話を利用しました(合格者の方々に聞いた結果やはり使用している方が多かったです)
下記の理由からオンライン英会話は院試対策に適していると考えています。
- 本番さながらのTOEIC・TOEFL対策ができるオンライン英会話がある
- 1レッスン25〜30分が習慣化しやすい
- 短期間でリスニング能力をあげられる
- 単語や構文を効率的にアウトプットすることができる
- 海外大学院を視野に入れることができる(海外大学院で必要なTOEFL iBTはスピーキングが必須)
そこで、実際に私が体験してきた(無料体験も含む)オンライン英会話に関する情報を皆様に紹介します。
当然強制ではないので月数千円を許容できる方のみ利用してください(効果は約束します!)
『TOEIC対策に最適なオンライン英会話』は下記を参考にしてください
『TOEFL対策に最適なオンライン英会話』は下記を参考にしてください
理系大学院の難易度は受験生・研究室による
理系大学院の難易度は、受験生・専攻・研究室によって大きく異なります。
以下の項目別に詳しく説明します。
- 受験する専攻による難易度の違い
- 受験する研究室による難易度の違い
- 内部受験か外部受験による難易度の違い
それぞれどのような違いが生じるのかを詳しく説明していきます。
受験する専攻による難易度の違い
大学入試でも学科によって難易度が異なりますが、大学院入試でも同様に難易度が異なります。
大学入試の場合、学科による難易度の違いはそこまで大きくはないですが、大学院入試の場合は専攻・研究室ごとに難易度が大きく異なります。
そのため、東大大学院でさえ、合格しやすい専攻と合格しにくい専攻が存在します。
受験する研究室による難易度の違い
大学入試と異なり、大学院入試の場合、受験する研究室によって難易度が大きく異なります。
そのため、人気な研究室は、難易度が高いです。
ある程度、人気な研究室を把握しておくことも重要かもしれませんが、時間をかけて、入学しやすい研究室を調べるのは、おすすめしません…(研究室は、本当に自分のやりたい研究をしないと後悔します…)
また、このような情報は、年々変わるものなので当ブログでも追いきれていません。
内部・外部の試験で難易度が大きく異なる
大学院入試は内部・外部生の試験合格率が異なります。
理由は、内部の方が圧倒的に情報を手に入れやすいからです。
実際、東大大学院の合格倍率(専攻ごとの目安)も以下のようになります。
東大大学院(内部受験) | 1〜2倍 |
---|---|
東大大学院(外部受験) | 3〜5倍 |
*全研究科のおおよその平均倍率なので、目安程度に考えてください。
一応、内部試験と外部試験の意味を説明しておきます。
- 内部試験:自分が所属する大学の大学院試験を受けること
- 外部試験:自分が所属する大学外の大学院入試を受けること
*自分が所属する大学の別の専攻の大学院を受ける場合は外部に含めます。
大学院入試の難易度は大学入試よりは低い?
実は、大学院入試は以下の三つの理由で大学入試より難易度が低いです。
- 受験勉強期間が最大3年以上
- 国立でも併願可能
- 英語試験を何度も受けられる(英語試験がTOEIC・TOEFLのスコア提出の場合)
具体的に説明していきます。
受験勉強期間が最大3年以上
大学院入試の場合、大学入学時から始めれば最大3年以上の受験勉強期間を確保することができます。
受験勉強期間的には大学入試より長いです!!
『そんな時期から早すぎる…』と思う方もいますが、私は入学時から大学院入試を始めることをオススメします(実際に私は、入学時から大学院試を意識していました)
理由は、大学院入試対策には、大学院入試以外のメリットがたくさんあるからです。
より詳しい内容は下記を参考にしてください。
国立でも併願可能
大学入試との大きな違いは、国立でも併願可能なところです。
東大でも異なる専攻毎に併願可能なケースがあります。
実際、私も東大大学院の研究科を三つ併願しました。
当然ですが、日程が重なってしまう場合は併願不可です。
そのため、公式ホームページ等から入試日程を早い段階から確認しておきましょう。
英語試験を何度も受けられる(英語試験がTOEIC・TOEFLのスコア提出の場合)
大学院入試で、TOEIC・TOEFLのスコア提出が英語試験の点数になる場合は、何度も英語試験を受けることが可能です。
*大学入試と同様に、試験会場で英語試験を受けるケースもあります。
大学入試ならではの一発勝負のプレッシャーを避けることができます!!
『大学院の英語試験』について詳しく知りたい方は、下記を参考にしてください。
ここまでの話をまとめると、大学院入試の難易度が低くなる要因は、準備期間が長いことと国立大学院でも併願可能なことです。
逆に筆記試験の難易度は、(受験する大学院によりますが)ほとんど変わりません。
むしろ大学入試より難しい可能性さえあります。
まとめ
本記事では、理系大学院入試の難易度について詳しく説明しました。
結論は、『大学院入試の難易度は低くはない!』です。
本記事を読んでこれから大学院入試を始めようと思った方は、今すぐ始めましょう!
大学院入試の早めの準備は、英語能力と論理的思考力も上げることができるため、就活と大学院入試の両立も可能にします。
すぐに実行する行動力が何よりも大切です…
また、大学院入試と勉強ブログは以下の理由から、相性がとても良いです。
- バイトの時間を減らし勉強時間を増やせる(ブログを書くことで稼ぎを得ることができる)
- リスクが全くない
- 勉強のアウトプットとして使える(人が理解できるレベルでブログをまとめられる = 完全な理解)
- 学びながら稼げる
- 就活のアピールになる(本格的なプログラミングの記事の作成等は当然IT系の企業へのアピールになります
もしも、勉強ブログに興味を持った方は、下記を一読してください。
ブログのことに関しても、本記事のコメント欄または、努力のガリレオのTwitterにメッセージを送っていただければ、可能な限り返答します(忙しくて返答が遅くなることは頻繁にあります…)
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少なくとも私は、Amazon Prime Studentを大学3年生のときに知って、めちゃめちゃ後悔しました。
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