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【10分完了】Google Colaboratoryのインストール法・使い方

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  • Google Colaboratoryの導入方法を知りたい。
  • Google Colaboratoryってなんだ?

この悩みを解決していきます。

本記事の内容

  1. Google Colabの基本知識
  2. Google Colabの導入方法
  3. Google Colabの注意事項

本記事を読み終えるメリット

  1. Google Colabを簡単に導入できる
  2. Google Colabの基本的なルールを知ることができる

 

Google Colaboratoryとは

Google Colaboratory(Colab)は、Googleのブラウザから、Pythonを実行することができるクラウド型実行環境です。

主なメリットは以下の4つです。

  1. Googleアカウントがあれば環境構築は不要!!
  2. 機械学習に必要なライブラリが始めから導入されている
  3. GPUに無料でアクセスすることができる
  4. コードの共有が簡単

現段階で『ライブラリ?』、『GPUってなんだ?』という方はとりあえず、『機械学習に必要なものが最初から導入されていて便利』と思っておいてください。

 

詳細は下記の動画を参考にしてください。

 

 

Google Colabのインストール方法

 

以下のステップでGoogle Colabをインストールしていきます。

  1. Google アカウントを作成(既にアカウントを持っている方は次のステップへ)
  2. Google driveからColabをインストール
  3. Google Colabにアクセス

10分程度で作業は終了します。

 

Google アカウントを作成

 

Googleをアカウントを持っていない方は、下のボタンからGoogle アカウントを作成しましょう。

Google アカウントの作成はこちら

 

Google ドライブにGoogle Colaboratoryを追加

 

まずは、Googleドライブにアクセスしましょう。

使ったことがない方は、下のボタンをクリックし移動しましょう。

Google ドライブに移動

 

下の画面に移動します。

colabのインストール法1

ドライブに移動』をクリックしてください。

新規』をクリックしてください。

『その他』→ 『アプリを追加』をクリックしてください。

上の検索欄に『Colaboratory』と入力してください。

上の画面の指定箇所をクリックしてください。

『インストール』をクリックしてください。

この画面が表示されたら、『続行』をクリックしましょう。

『OK』をクリックしましょう。

『完了』をクリックしたらインストール完了です。

 

Google Colabにアクセス

 

インストールが完了したので、Google Colabにアクセスしましょう。

『新規』→ 『その他』 → 『Google Colaboratory』をクリックしましょう。

 

これで、Pythonを入力できるnotebookを表示することができました。

Google Colabratoryのインストールは終了です。

 

Google Colabの注意点

 

Google Colaboratoryには、『90分ルールと12時間ルール』と呼ばれる以下の制約があります。

以下の二つのでPythonコードの実行が停止してしまう

  • 12時間ルール : ノートブックを実行して12時間経過
  • 90分ルール : ノードブックの使用を止めて90分経過

12時間ルールは、深層学習など学習時間の長いコードを実行する際には、大きな問題になります。

そのためにも、長期的な学習を行う場合は、定期的に学習の結果をGoogle Driveに保存するようにしましょう。

 

content内のファイルについて

 

Google Colabでは、/content. というdriveとは別の場所でnotebookが実行されています。

そのため、Notebookのセッションが切れるとcontent 内に保存したデータやモデルは全て消えてしまいます。

しかし、Notebookからdriveをマウントして、drive上のフォルダにデータを保存すれば、問題は解決します(この方法は、この後詳しく説明します)

 

Google Colaboratoryの使い方(Tips)

ここからは、Google Colaboratoryの追加機能についてまとめておきます。

どれも覚えておくと便利なので習得すると良いです。

  1. Google Drive上のファイルにアクセスする方法
  2. ArgumentParserのコマンド引数を変換方法
  3. コード(セル)終了の通知音を鳴らす方法

 

Google Drive上のファイルにアクセスする方法

 

Google Drive上のファイルにアクセスする方法は、主に二つの方法があります。

ここからは、二つの方法を画像を使いながら解説していきます。

Authorization codeを入力する方法

 

セルに以下を入力し実行してください。

from google.colab import drive 
drive.mount('/content/drive')

 

Googleドライブをマウント

 

表示されているURLをクリックすると、認証コード取得画面に移動します。

マウントするアカウントを選択

 

使用したいGoogleドライブのアカウントをクリックしてください。

認証コードの取得許可

認証コードを取得するために、信頼性を許可する必要があります。

問題がなければ、赤枠で囲まれている『許可』をクリックしてください。

認証コードをコピー

右の四角をクリックし、認証コードをコピーしましょう。

コピーしたら、Google Colabに戻りましょう。

 

『Enter your authorization code: 』の下にコピーした認証コードを貼り付けることで指定したアカウントのGoogleドライブ上のファイルをインポートすることができるようになります。

 

Google Colabのフォルダ画面からGoogle Driveを利用する方法

 

もう一つの方法は、Google Colabを開いているアカウントのGoogleドライブにアクセスする際に有効な方法です。

上述の認証コードを取得する方法よりも高速にできます。

では早速、説明していきます。

フォルダ画面にアクセス

赤枠を番号順にクリックしてください。

 

マウントの許可画面

『GOOGLE ドライブに接続』をクリックすることで、Googleドライブ上のファイルにアクセスできるようになります。

 

ArgumentParserのコマンド引数を変換方法

 

深層学習の論文実装は、ArgumentParserを用いてコマンドライン引数を設定する実装が多いです。

しかし、GPU環境がない場合は、Google Colabで動作確認することになると思います。

ここでは、ArgumentParserのコードをGoogle Colabでも動くように変換する方法を紹介します(完全に細かいオプションはカバーできませんがおおよそのコードは下記の方法でとりあえずは動くようになります)

 

  • ArgmentParserのコード
parser = argparse.ArgumentParser()
parser.add_argument('--arg1', type=str, default='test', help='text')
# flag引数 (指定するとTrue)
parser.add_argument('--flag', action='store_true')
args = parser.parse_args()
  • Google Colab用に変換したコード
class args():
    def __init__(self):
        self.arg1="test"
        self.flag=False
args=args()

参考: argparseなソースコードをgoogle colaboratoryで動かすとき

 

コード(セル)終了の通知音を鳴らす方法

 

下記のコードで通知音を鳴らす関数を定義してください。

from google.colab import output
def notif():
  output.eval_js('new Audio("https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/05/Beep-09.ogg").play()') 

参考 : Is there a way to make Colab give an Audio Notification when cell has finished running

 

あとは、実行したいコードの最後に『notif()』と入力することで、通知音を鳴らすことができます。

 

まとめ

 

今回は、Google Colaboratoryの基本的な導入方法と使い方について解説しました。

  • Google Colabとは
  • Google Colabのインストール方法
  • Google Colabの注意点

Google ColabはGPUも使用できるため、低コスト・高速で機械学習を実装するには、必要不可欠な存在です。

皆さんも、導入しておくことを進めます。

 

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【運営者】 : 東大で理論物理を研究中(経歴)東京大学, TOEIC950点, NASA留学, カナダ滞在経験有り, 最優秀塾講師賞, オンライン英会話講師試験合格, ブログと独自コンテンツで収益6桁達成 【編集者】: イングリッシュアドバイザーとして勤務中(経歴)中学校教諭一種免許取得[英語],カナダ留学経験あり, TOEIC650点
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